乾燥肌ケア

 

肌の潤いを守るためには

寒い季節になると、肌が潤い不足になりがちです。これは空気が乾燥しているためですが、外気の乾燥が潤いを奪うと言うのは、すなわち肌の表面がいかにデリケートかを物語っていると言えるでしょう。肌の潤いは、肌の外側部分で決まると言われています。
肌の潤いを決定づける肌表面の部分には、表皮と呼ばれる層があります。肌組織は、表皮・真皮・皮下組織で構成されていますが、表皮と真皮合わせてもおよそ2ミリしかありません。肌の潤いを左右する表皮に関して言えば、これよりもさらに薄い層と言うことになります。
表皮には皮脂膜と角質層と呼ばれる組織がありますが、これらの組織の潤いを守ることが、肌の潤いを守ることに繋がります。皮脂膜は皮脂でできた膜で、潤いが逃げるのを防ぐフタのような役割をしています。
この皮脂膜の調節が美肌のためには大切なのですが、皮脂膜の量が少な過ぎると潤いが逃げてしまい、多過ぎると肌が脂っぽくなってしまいます。皮脂膜は肌の最も外側にありますから、洗顔で調節することが可能です。脂っぽさが気になる時は洗顔を丁寧に行うことで、さっぱりとした素肌を保つことができます。
また皮脂膜の下には角質層と呼ばれる部分がありますが、この角質層はおよそ0.02ミリ程度の薄さしかありません。そのため非常にデリケートで、ちょっとしたことですぐ傷がついてしまいます。角質層は、肌の潤いが外側に逃げるのを防ぐと同時に、外から異物が入って来るのを防ぐ働きもあります。
肌の潤いを保つには、この皮脂膜と角質層のケアをしっかりとすることが大切です。どちらもデリケートな部分ですから、優しくお手入れしてあげましょう。

肌の潤いと弾力の関係

肌の潤いは、肌の弾力にも関係があります。肌の潤いと弾力は相互関係にあり、どちらも美肌作りには欠かせません。肌の潤いがなくなれば弾力も失われますし、弾力がない肌と言うのは潤いが足りない肌と言えます。
肌の弾力の有無は、肌に跡がつきやすいかどうか、また肌についた跡が残りやすいかどうかで判断することができます。たとえば睡眠中についた枕などの跡がいつまでも残っている場合は、肌の弾力が不足している状態です。肌に弾力があり、ピーンとハリのある状態であれば、肌に跡がつきにくく、ついた跡もすぐに消えるはずです。
肌の弾力が足りなくなると、見た目年齢が格段に上昇すると言われています。見た目年齢を若々しく保つには、肌の弾力を保つことが必須条件であるとも言えるでしょう。またそのためには、肌の潤いをしっかりとキープすることが必要です。
潤い不足によって弾力が失われている場合、これを改善するには保湿を徹底的に行うのが効果的です。保湿には肌に水分を与える方法と、体の中から保湿成分を補う方法があります。
加齢によって潤いが不足しがちな場合、体内の保湿成分であるコラーゲンやヒアルロン酸の数が減少していることも原因の1つです。この場合、これらの保湿成分を補給することで潤い不足を解消することに繋がります。
また肌の弾力を取り戻したい場合には、顔の筋肉を鍛えることも効果的です。顔の筋肉を鍛えるには、フェイササイズなどのエクササイズが有効ですが、これは自宅で手軽に行うことができる方法ですから、誰でも簡単に行えるお勧めの方法と言えるでしょう。

潤い不足解消で美肌作り

女性なら誰もが憧れる美肌ですが、美肌と呼ばれる肌はどのような肌なのでしょうか。美しい肌にはハリと潤いが欠かせませんが、この2つが不足すると美肌のための要素が次々と失われていきます。特に肌の潤いが不足すると、シワやたるみ、毛穴の開きなどの衰えが現れるようになります。
これらの衰えは加齢によって現れることがほとんどですが、加齢による潤い不足が原因だと考えられています。つまり、潤い不足をケアすることで、加齢によるトラブルを防ぐことができるわけです。
潤い不足を補うには水分を補うことがまず第一ですが、それ以外にも大切なのが皮脂量の調節です。皮脂があるとオイリー肌になると誤解されがちですが、皮脂は美肌作りに欠かせない要素の1つです。皮脂は潤いが逃げないためのフタのような役割を果たすもので、潤いキープに必要不可欠なものなのです。
とは言え、皮脂量が増え過ぎてしまうと肌が脂っぽくなり、今度はニキビなどの肌トラブルを招く原因にもなります。皮脂量の調節は美肌作りのカギとも言えますが、それだけに適量を保つことが難しい成分だとも言えます。
潤いの保持はアンチエイジングの柱ですが、潤い不足は加齢による衰えだけでなく、全ての肌トラブルに関係していると言っても過言ではありません。多くの肌トラブルは潤い不足を解消することで改善されることが分かっており、美肌作りの第一歩が潤い補給であることは間違いないと言えるでしょう。
スキンケアは日々の努力が実を結ぶものです。一朝一夕で効果が現れるものではありませんから、毎日コツコツと行うことで美肌を実現していきましょう。